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髪が抜ける・薄くなる

髪が抜ける・薄くなるの概要

「最近、抜け毛が増えた気がする」「分け目が広がってきた」「地肌が目立つようになった」――このようなお悩みで受診される方は少なくありません。髪の毛は1日に50~100本程度自然に抜けるといわれており、ある程度の抜け毛は正常な現象です。しかし、急に抜け毛が増えたり、特定の部分だけ薄くなったりする場合は、何らかの原因が関係している可能性があります。

髪の毛は「毛周期(もうしゅうき)」と呼ばれる成長サイクルに従って生え変わっています。毛周期とは、「成長期(伸びる時期)」「退行期(成長が止まる時期)」「休止期(抜ける準備をする時期)」の3段階からなる仕組みです。このバランスが崩れると、抜け毛が増えたり、毛が細くなったりします。

脱毛は男性だけでなく、女性や若い世代にも起こります。原因はさまざまで、体質、ホルモンの影響、ストレス、生活習慣、内科的な病気などが関係することがあります。自己判断で放置せず、気になる変化があれば医療機関にご相談ください。

髪が抜ける・薄くなるの原因

髪が抜ける・薄くなる原因は大きく分けて次のようなものがあります。

1.加齢や体質(男性型・女性型脱毛)

男性では「男性型脱毛症(AGA)」が代表的です。前頭部や頭頂部が徐々に薄くなります。男性ホルモンの影響が関与しています。

女性でも「女性型脱毛症(FAGA)」と呼ばれる状態があり、分け目を中心に全体的に薄くなることが多いです。

2.ストレス

強い精神的・身体的ストレスがかかると、毛周期が乱れ、「休止期脱毛」と呼ばれる状態になることがあります。急に抜け毛が増えるのが特徴です。

3.出産後の変化

出産後はホルモンバランスが急激に変化するため、一時的に抜け毛が増えることがあります。多くは自然に回復します。

4.栄養不足

鉄分やタンパク質の不足は、髪の成長に影響を与えます。過度なダイエットも原因になることがあります。

5.頭皮の炎症

脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)や頭皮の湿疹などがあると、炎症により抜け毛が増えることがあります。

6.内科的な病気

甲状腺疾患(こうじょうせんしっかん)や貧血などが原因で脱毛が起こることがあります。

髪が抜ける・薄くなるが引き起こされる病気

1.男性型脱毛症(AGA)

進行性の脱毛症で、遺伝や男性ホルモンの影響が関与します。徐々に薄毛が進みます。当院では自費でのお薬の取り扱いもございます。詳しくはコチラ

2.女性型脱毛症

女性にみられる慢性的な薄毛で、頭頂部が全体的に薄くなります。当院では自費でのお薬の取り扱いもございます。詳しくはコチラ

3.円形脱毛症

突然、円形や楕円形に髪が抜ける病気です。自己免疫(自分の免疫が自分の組織を攻撃すること)が関与していると考えられています。

4.休止期脱毛

出産や手術、高熱、強いストレスなどの後に起こります。一時的に抜け毛が増えます。

5.脂漏性皮膚炎

頭皮の炎症が強いと抜け毛を伴うことがあります。

髪が抜ける・薄くなるの処置や治療法

治療は原因によって異なります。

1.内服薬・外用薬

男性型脱毛症には内服薬(ホルモンの働きを抑える薬)や外用薬(発毛を促す薬)を使用します。女性型脱毛症にも外用薬が用いられます。自費でのお薬の取り扱いがございます。詳しくはコチラ

2.円形脱毛症の治療

炎症を抑える外用薬や注射、内服薬を使用することがあります。

3.生活習慣の改善

  • 十分な睡眠
  • バランスの良い食事
  • 過度なダイエットを避ける
  • 頭皮を清潔に保つ

これらは基本的な対策です。

4.基礎疾患の治療

甲状腺疾患や貧血が見つかった場合は、その治療を行います。

5.ストレス対策

適度な運動やリラクゼーションも重要です。

6.紫外線療法

円形脱毛症に対する紫外線療法

当院では、円形脱毛症の治療の選択肢として紫外線療法(光線療法)を行っています。

円形脱毛症は、免疫の働きが毛根に影響することで、突然、円形や楕円形に髪の毛が抜けてしまう病気です。

紫外線療法は、治療に適した波長の紫外線を脱毛している部分に照射することで、毛根周囲の過剰な免疫反応を抑え、発毛を促すことを目的とした治療です。

当院では、「エキシプレックス308+」を導入しています。症状のある部分を狙って照射できるため、正常な皮膚への照射をできるだけ抑えながら治療を行うことができます。また、1回の照射時間が比較的短く、通院時の負担が少ないことも特徴です。

塗り薬などの治療を続けても改善しにくい方や、脱毛が繰り返している方など、症状に応じて治療をご提案します。

「突然髪の毛が抜けてきた」「円形脱毛症がなかなか治らない」など、お悩みの方はお気軽にご相談ください。詳しくはコチラをご覧ください。

※症状や脱毛の範囲によって適した治療は異なります。診察のうえ、医師が治療方法を判断します。

受診の目安

次のような場合は医療機関にご相談ください。

  • 急に大量の抜け毛が出た
  • 部分的に円形に抜けている
  • 頭皮に赤みやかゆみがある
  • 家族に薄毛の方がいる
  • 半年以上改善しない

早期に原因を特定することで、進行を抑えられる場合があります。

まとめ

髪が抜ける・薄くなる原因はさまざまで、体質によるものから病気が関係するものまで幅広くあります。適切な診断と治療により、改善や進行予防が可能なケースも多くあります。

気になる変化がありましたら、お気軽にご相談ください。

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